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アメリカの人気作家であるところのスティーヴン・キングは進んで読むくせになんなのこの人 [読んだ本 / 好きな文章]


返事はいらない (新潮文庫)

返事はいらない (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 文庫

恥ずかしながら、ベストセラー作家・宮部みゆきの著作はこれまで一回も読んだことがなくて、でもあるとき急に『火車』っていう代表作(なのかな?)を読みたくなって、すげえ売れたんだろうから古本屋にあるハズと思って突入するも見当たらず、その代わりと言っちゃあなんですけど、この短篇集『返事はいらない』を買ってきたわけです。「読みたいなら新品で買えよクズが」という批判はご無用、オレクラスのケチンボともなると暇つぶし用の文庫を新品で買うという発想がハナから無いのです。

んで初・宮部の感想としては、うーん、いまいち。各話それぞれがミステリーっぽい鮮やかな(と作者が考えているであろう)オチがついているものの、そこにたどり着くまでのストーリー展開が強引ちゅうか、「こんなすごい結末考えちゃったんで、なんとかそこに持ってくためには…」みたいな苦しさがひしひしと感じられるっちゅうか。読んでいる間、それがどうしても気になっちゃった。

ひょっとすると、これはオレが小説に求めているものが宮部ファン(?)とはちょっと違っていて、こういうのが好きな人にはたまらんのかしらと思わなくはないです。あと、たった1冊だけで宮部みゆき分かったような気になってんなよてめえというお叱りもちょういただきそう。人気作家、怖い。

そう、そうなんですよ。オレの脳内フォルダで、「いま人気の日本の作家さん」ていうのがあって、そこにこの宮部みゆきと東野圭吾が入っています。で、東野圭吾も昔『変身』っていうのを読んだことがあるんだけど、それはハッキリ言うとぜんぜん面白くなくて。なんでこれが売れたのかなーとさえ思ったぐらい。

それ以来、東野圭吾がどれだけ売れようと、いや、売れれば売れるほど、「ああ、『変身』の人かあ…」みたいなレッテルが自動的に貼られてしまうようになって読む気をなくすばかりか、その影響がこのフォルダ全体にまで及んでしまって、「宮部みゆきもきっとさあ…」とか、「読んだこと無いけど、名前をよく聞く伊坂幸太郎っていう人もたぶん…」みたいな、当世人気作家に対する謂れなき偏見がオレを覆うことになっています。この病を治すには、やっぱり彼らの作品を読んでいくしかない。手始めに、そう、『火車』だな。ただし古本で。
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